2025/11/25 20:45

葉や実の色を鑑賞する「観賞用トウガラシ」は、夏から秋にかけて長く楽しめる人気の植物です。
特にパープルフラッシュは、黒紫の葉と濃い紫の実が美しく、寄せ植えや単植でも存在感があります。
トウガラシの仲間ですが、辛さを楽しむ食用ではなく、観賞を目的とした品種です。実には毒があるといわれているので、食べないように気を付けましょう
特徴

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原産地:中南米
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分類:ナス科トウガラシ属
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草丈:約20~40cm(コンパクトで鉢植え向き)
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開花期:6
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鑑賞期:7〜11月(実が色づく時期)
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耐寒性:弱い(冬越しは室内)
育て方のポイント

日当
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日当たりと風通しの良い場所が最適です。
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日光が不足すると、葉色が悪くなり、実つきも悪くなります。
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室内で育てる場合は、できるだけ明るい窓辺に置きましょう。
水やり

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土の表面が乾いたらたっぷりと。乾燥しすぎると花や実が落ちやすくなります。
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過湿を嫌うため、受け皿に水をためないように注意。
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過湿を嫌う一方で、乾燥にも弱いです。夏場は水切れさせないように、朝と夕方の2回やっても〇
土

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水はけのよい土を使用します。
市販の「草花用培養土」や「野菜用培養土」で問題ありません。 -
自作する場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:パーライト1(軽石小)
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鉢底には鉢底石を入れて排水性良くします
肥料
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開花期〜実の色づき期にかけて2週間に1回、液体肥料を与えると元気に育ちます。
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肥料を与えすぎると葉ばかり茂り、実つきが悪くなるため控えめに。
植え替え・剪定

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植え替えは5〜6月頃が適期。根鉢を軽くほぐして一回り大きな鉢へ。
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草姿が乱れたときは、枝の1/3ほどをカットして形を整えます。
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切り戻すと脇芽が出て、株がこんもりとまとまります。
冬越し

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観賞用トウガラシは本来は多年草ですが、寒さに弱いため日本では一年草扱いです。
冬の寒さに弱く、5℃以下になると枯れてしまうことも。 -
室内に取り込んで暖かい環境で冬越しさせると、翌年も楽しめる場合もあります。
段ボールや発泡スチロールに入れたり、ビニールで包んで保湿しましょう
種まきと増やし方

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種まきは4〜5月頃に行います。
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発芽温度は25〜30℃と高め。温かい場所で管理します。
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種をまいてから約2週間で発芽し、苗が10cmほどになったら鉢や地植えにします。
よくあるトラブルと対処法(Q&A)

Q. 実がつかないのですが?
A. 日当たり不足が主な原因です。直射日光にしっかり当てましょう。また、窒素肥料が多いと葉ばかり茂り実がつきにくくなります。
Q. 実がしぼんでしまうのはなぜ?
A. 水切れか過湿が原因です。乾きすぎにも、根腐れにも注意しましょう。
Q. 葉が白くなったり虫がついている気がします。
A. ハダニやアブラムシの可能性があります。葉裏をチェックし、発見したら早めに市販の殺虫スプレーやお酢スプレーで対処を。
Q. 葉色が悪くなってきたのですが?
A. 鉢の中で根詰まりしているか、肥料切れの可能性があります。植え替えか追肥を行いましょう。
観賞用トウガラシの楽しみ方

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寄せ植え:パープルフラッシュの黒紫の葉は、白や黄の花との対比が美しくおすすめです。
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切り花やドライにも利用できます。カラフルな実が長持ちするため、秋のインテリアにぴったり。
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品種例
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パープルフラッシュ:黒紫の葉と紫の実。
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ブラックパール:光沢のある黒葉。
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カリコ:斑入り葉とカラフルな実。
