2026/01/03 00:47
この記事でわかること
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害虫別の見分け方(ハダニ・アブラムシ・カイガラムシ・コナジラミ・カミキリムシなど)
対処方法
予防方法
※虫の画像が出てくるので、苦手な方は注意
予防が最強 新しい苗は必ず隔離
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新しく買った植物は2週間ほど別の場所に置いて様子をみると安全(葉の裏/新芽の虫を見つけやすくするため)
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受け入れ時に葉の裏をチェック、土の表面もチェック。
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刃物や道具を消毒。
害虫(見分け方+対処方法、予防方法)
害虫は葉を食べるものと、汁を吸うものに分かれます。汁を吸うものは吸汁害虫(きゅうじゅうがいちゅう)とよばれています。
※虫の画像注意
【吸汁害虫】
ハダニ

↑株全体がハダニにやられたテーブルヤシ。緑色だった葉がかすれて白っぽくなっている

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見分け方
・葉の表面に細かい斑点や糸がつく
・葉に肉眼で小さな点がついているように見える
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対処方法
・葉を水で良く洗い流す
・見える虫は布で拭き取る
・殺虫剤
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予防方法
・空気が乾燥していると増えやすいので、こまめに葉水をしたり、風通しを良くする
アブラムシ
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見分け方
・新芽や茎に集団で付く
・葉や床など植物の周辺がベタベタしている
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対処方法
・水圧で吹き飛ばす
・手でつぶす
・石鹸水スプレー(水1Lに中性洗剤小さじ1程度を入れる)
・重曹水スプレー(水500mlに重曹小さじ1と油小さじ1と中性洗剤1滴を入れる
・殺虫剤
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予防方法
・春と秋の新芽を早めにチェック
カイガラムシ




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見分け方
・葉や茎に白〜茶色の殻が付いている
・葉や床など植物の周辺がベタベタしている
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対処方法
・手や歯ブラシなどでこそげ取る
・薬剤散布
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予防方法
・枝葉を定期的に入念にチェック
・風通しよくする
・新しい植物を迎え入れたら、しばらく隔離して様子を見る
コナカイガラムシ

コナジラミ
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見分け方
・葉を揺らすと小さな真っ白い虫が舞う
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対処方法
・黄色の粘着トラップを置く
・水で洗い流す
・薬剤使用
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予防方法
・風通しと自然天敵を育てる(小さなハエトリなど)
アザミウマ


【食害虫】
ヨトウムシ・ナメクジ
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見分け方
・夜間に葉(特に新芽)が食べられる
・ナメクジの通ったあとはテカテカしたあとが残る
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対処方法
・夜間に捕獲
・塩や重曹は植物にダメージを与えるため注意
・市販の捕獲器や物理的対策が安全
カマキリムシ・キクイムシ
成虫が幹に卵を産み、幼虫が幹の中を食害する

↑幹に小さな穴があり、そのまわりに木くずが出ている様子

見分け方
・幹に小さな穴があいている
・木くずが出ている
対処方法
・穴に殺虫剤をふきつける
・針やワイヤーなどの細くて固いもので穴を刺す
病気(症状と対処方法)
根腐れ


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症状
・葉がしおれる
・土が臭う
・根や幹が黒く柔らかい
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対処方法
・鉢から抜いて腐った根を切る
・土をよく乾かすか水はけの良い土へ植え替える
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予防方法
・水やりを見直し過湿を避ける
・排水性のよい土を使用する
根は酸素を吸って呼吸しています。いつも土が湿っていると酸欠で苦しくなり弱ってしまいます。基本は土が乾いたら水やりが鉄則です。
水と一緒に新鮮な酸素を根に届ける気持ちで水やりしましょう。
うどんこ病
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症状
・葉に白い粉が付着する
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対処方法
・葉を拭き取る
・風通しを良くする
・殺菌剤
バクテリア性の軟腐病
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症状:茶色や黒い斑点、斑が広がりやすい。
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対処:患部の葉を切除、用土の交換、器具の消毒、必要に応じて殺菌剤
ウイルス性病害(モザイク病など)
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症状:葉にまだら模様/生育不良。
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対処:残念ながら治療法はないことが多く、拡散予防のため速やかに廃棄するか隔離。道具の消毒を徹底。
農薬・薬剤の使い方
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家庭で使う場合はラベルを必ず読む・希釈は表示通り、換気・手袋・眼の保護をする。
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ペットや子どものいる家では散布後の安全時間を確認し、必要なら屋外で使用する。
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天然由来(石けん水・アルコール拭き・ニームオイル)は軽度の防除に有効だが、植物によっては葉焼けすることがあるので目立たない部分でテストしてから全体に使う
水枯れ
症状:水不足により葉や茎が萎れている、ぐったりしている、垂れている

↑葉が全体的に垂れているウンベラータ

↑水不足によりかなり乾燥している様子
対処:水をたっぶり与える。水をためた容器に鉢ごと入れたり、株全体をビニールで覆って湿度を高めてあげる。

