2025/10/26 21:09

この記事でわかること

  • パキラの基本の育て方(置き場所・水やり)

  • 冬越しの注意点

  • 枯れる原因と対策

  • パキラを育てる上でのよくあるトラブル

  • 剪定や植え替えのタイミング

  • パキラは花が咲く?

  • 葉っぱから蜜が出る?

  • ペットがいても安全?




パキラってどんな植物?

パキラ(学名:Pachira glablaは、中南米原産のアオイ科の常緑高木です。
観葉植物としては、幹が編み込まれたタイプが有名で、風水でも「金運アップの木」として人気があります。

初心者にも育てやすく、丈夫で成長も早いのが特徴です。

DAISOでも売られているので、気軽に手に入れられるのもいいですね。





パキラの育て方

置き場所|明るい室内で、直射日光は避ける

  • パキラは明るい日陰〜半日陰を好みます

  • 室内の窓辺など、レース越しの日光が当たる場所が理想的

  • 真夏の直射日光は葉焼けの原因になるため注意
    (最初は焼けますが、そのあとに出てくる葉は直射日光に耐えられる葉が出てきます)

  • 日照不足だと葉が落ちたり徒長するので、適度な明るさを保ちましょう




水やり|乾かし気味がちょうどいい!

  • 春〜秋(成長期): 土の表面が乾いたらたっぷりと

  • 冬(休眠期): 土の中までしっかり乾いてから

  • 常に湿っていると根腐れの原因に

  • 受け皿に溜まった水は捨てて、風通しの良い環境で育てましょう

  • 葉水(霧吹き)で湿度管理も◎乾燥によるハダニ対策にも効果的です




温度管理|10℃以下は避けて、室内で越冬

  • パキラの耐寒温度は5〜10℃程度

  • 冬は室内の暖かい場所へ移動しましょう

  • エアコンの風が直接当たらない場所がおすすめ

  • 気温が下がりすぎると葉が落ちることがありますが、春にはまた芽吹きます




よくあるトラブルと原因・対策

↑雪による凍傷の様子

Q. 葉が落ちてしまいました。枯れたのでしょうか?

A. 枯れたとは限りません!
パキラは環境が変化すると葉を落とすことがある植物です。
特に以下の原因が多いです

  • 水のやりすぎ or 乾燥しすぎ

  • 室温の低下(10℃以下)

  • 急激な環境変化(エアコンの風、日照不足)

対策
置き場所と水やりの頻度を見直し、風通しの良い明るい場所に置いて様子を見ましょう。
幹がしっかりしていれば復活可能です!



Q. 幹がぶよぶよしています。もうダメですか?

A. 幹が柔らかいのは、根腐れや幹腐れのサインです。
水を与えすぎたことにより、根が傷み、幹までダメージが進んでいます。

対策

  • 幹の硬い部分まで切り戻す or 挿し木で再生を試す

  • 土がジメジメしていたら、新しい土に植え替える

  • 腐った根は切り落とし、乾かし気味に管理しましょう


Q. 葉が黄色く変色してきました。何が原因?

A. 水やりの問題か、寒さのせい

  • 水のやりすぎ → 根腐れ → 葉が黄色に

  • 乾燥しすぎ → 葉の先からパリパリに

  • 肥料のやりすぎでも葉焼けを起こすことがあります


対策

  • 土の乾き具合を確認して、水やりを調整

    寒い時期の場合は暖かい部屋に置くか、段ボールや発泡スチロールの箱の中に入れたり、土を足して保温

  • 肥料は控えめに、成長期(春〜秋)に月1〜2回程度で十分


下葉の古い葉が黄色くなるのは、新しい葉と役目交代でなる場合もあります



Q. 葉が細く、ひょろひょろに伸びてしまいます…

A. それは「徒長(とちょう)」のサインです。
日光が足りないと、光を求めて枝や茎が細長く間延びしてしまいます。

対策

  • もう少し明るい場所に移動(レース越しの窓辺など)

  • 伸びすぎた部分は剪定してコンパクトに整える



Q. 葉に白い粉のようなものが…病気でしょうか?

A. 害虫やカビの可能性があります。
ハダニやカイガラムシなどが発生することもあります

対策

  • 葉水(霧吹き)で乾燥対策をする

  • 葉の裏まで観察し、見つけたらティッシュでふき取り or 殺虫スプレー

  • 風通しの悪い場所を避けましょう



Q. 冬に葉が全部落ちてしまいました。復活できますか?

A. 幹が生きていれば大丈夫!
パキラは寒さで一時的に葉を落とすことがあります。

対策

  • 室温10℃以上をキープ

  • 水やりは控えめにし、乾燥気味に管理

  • 春になればまた新芽が出てくることが多いので、焦らず見守りましょう



Q. 編み込みパキラの一部の幹だけ枯れてきました。どうすればいい?

A. 一部の幹だけが枯れても、他の幹が元気なら助けられます!

パキラの編み込みタイプは、複数の株(苗)を編んで1本のように見せている構造です。
そのため、1本だけが枯れても、他の幹が元気なら全体がダメになるわけではありません。

対策

  • 枯れた幹は完全に茶色くなっていて、押すとブヨブヨ or スカスカしている場合は取り除く

  • 枯れていない他の幹はそのまま育て、水やり・置き場所などを見直す

  • 編み込み部分を強くほどくのはNG(根や幹を傷める可能性あり)

  • 残った幹に元気があるなら、新芽が展開して復活できる可能性大

元気な部分の幹を傷つけないように、少しずつ切りながら取り除いていきましょう





剪定・植え替えについて

 剪定のタイミングと方法

  • 春〜初夏(4〜6月ごろ)がベスト

  • 伸びすぎた枝は葉の付け根でカット

  • カットした枝は挿し木にして増やすことも可能


  • ↑切った枝を水につけておき、カルスが形成された様子。このあと根が出てきます




植え替えは1〜2年に1回を目安に

  • 適期は春〜初夏(4〜6月)

  • 根詰まりすると、水はけが悪くなり元気がなくなる

  • 一回り大きな鉢に新しい土で植え替えましょう(観葉植物用培養土でOK)


パキラの花について

パキラは観葉植物としては「葉」が主役の印象ですが、実は花を咲かせる植物です。
花はがくのように見える緑色の部分で反り返り、その中からたくさんの糸状の雄しべが出ます。P.aquaticaは雄しべの一部が赤いので、グラブラと見分けるポイントになります。
花は夜に咲き、香りが強く、開花翌日にはしぼんでしまいますが、実がなると食用にもなり植えると芽が出てきます。

ただし、室内栽培の株が花を咲かせるのは非常にまれ
花を見たい場合は、地植えで年数を重ねた株や、温室栽培が必要です。




葉っぱから蜜が出る?

パキラの葉の付け根や葉脈の途中に、小さな蜜腺(みつせん)があるのをご存じですか?
これは「花外蜜線(かがいみつせん)」と呼ばれるもので、花とは関係なく、葉から蜜を出す器官です。甘い蜜を出してアリなどの昆虫を引き寄せ、害虫から身を守る働きがあるといわれています。
病気や害虫ではないため、拭き取るだけでOK

特に春〜初夏の成長期に活発になりやすく、乾燥や温度変化でも一時的に蜜が多くなることがあります。
拭き取る際は、柔らかい布やティッシュを使い、葉を傷つけないように注意しましょう。




 パキラは犬・猫と暮らす家庭でも安心?

残念ながら、パキラは犬や猫にとって“有害”ではないとされていますが、軽度の毒性があるという報告もあります。種にサポニンを含む場合があり、大量摂取で嘔吐・下痢の可能性あり。


種がなることは滅多にないですが、かじる癖のあるペットがいる場合は手の届きにくい場所に飾るのが安心です



流行りの斑入り種「ミルキーウェイ」

ある程度高さのあるものは接ぎ木しているものが多いです。挿し木株は根の張りがいまいちな場合もあるので、根がしっかり張っているのを選ぶとよいでしょう。






パキラはこんな人におすすめ!

  • 丈夫で育てやすい観葉植物を探している

  • 金運アップや風水を意識したインテリアにしたい

  • 初心者で何から育てるか迷っている

  • ペットのいる環境でも植物を楽しみたい(※工夫は必要)




まとめ|パキラは初心者でも育てやすい万能グリーン

パキラは、明るい場所と乾かし気味の水やりを守れば、
初心者でも元気に育てられる観葉植物です。
育てやすく、インテリア性も高いため、プレゼントにも人気。
大きく育てれば、シンボルツリーとしてお部屋の主役にも!




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