2026/02/08 23:31

この記事でわかること

  • シェフレラってどんな植物?

  • シェフレラとカポックの違いは?

  • 置き場所・水やり・冬越しの基本

  • 枯れる原因と対策

  • 剪定・植え替えのタイミング

  • 品種の違いと選び方

  • ペットがいても安全?





シェフレラ(ホンコンカポック)ってどんな植物?

シェフレラはウコギ科シェフレラ属の常緑低木で、「ホンコンカポック」「カポック」とも呼ばれています。
手のひらのように広がるツヤのある葉が特徴で、丈夫さと育てやすさが抜群!
オフィスや店舗でもよく見かける、観葉植物の定番です。


シェフレラとカポックの違いは?

上の画像左の葉は「カポック」や「ホンコン」「ホンコンカポック」と呼ばれており、「シェフレラ アルボリコラ」の栽培品種です。葉に丸みがあるのが特徴です。
一方右の植物は「シェフレラ アルボリコラ」で、一般的には「シェフレラ」の名で流通しています。カポックより細い葉をしています。
つまり「シェフレラとカポックはほぼ同じ植物」です!

◎「シェフレラ」は総称(グループ名)

  • ウコギ科シェフレラ属の植物の総称

  • 世界中に数百種以上の品種が存在


◎「カポック」はアルボリコラの栽培品種

  • 学名はSchefflera arboricola  'Hong Kong' なので、生産者さんや市場ではホンコンの名で呼ぶ人が多いです

 



置き場所は明るい日陰〜半日陰でOK!

  • レースのカーテン越しの光がちょうど良い環境です

  • 耐陰性があるので、室内の少し暗い場所でも育ちます

  • ただし暗すぎると徒長(ひょろひょろに伸びる)するので、時々明るい場所に移動させましょう

  • 夏場の直射日光は葉焼けの原因になるので、急に当てるのは避けます。直射日光の当たるところに置いて葉焼けしても、その後に出てくる新芽は葉焼けしにくい葉が出てきます





水やり 乾燥に強く、根腐れに注意

  • 春〜秋(成長期):土の表面が乾いたらたっぷり水を与える

  • 冬(休眠期):土の中までしっかり乾いてから(15℃を保て葉の成長を感じられるなら減らさなくてもよい)

  • シェフレラは乾燥に強いので、特に冬の間の根腐れ注意!

  • 葉にハリがなくなってきたら、水切れのサイン。水やり前と後の鉢の重さを覚えとくと目安になります




冬越し 耐寒性はあるけど、小さいうちは室内が安心

  • 耐寒温度は0℃前後ですが、5℃以上をキープできる場所がおすすめ

  • まだ小さめの株や、暖かい所で管理されていたものは室内が安心

  • 雪や霜が当たり寒さがこたえる場所は避け、室内の明るい場所に移動を

  • 葉が落ちても根が生きていれば春にまた芽吹くことが多いので、焦らず様子を見ましょう




剪定・植え替え 定期的に行いスッキリ管理

  • 剪定:4〜10月が適期。伸びすぎた枝やバランスの悪い部分をカットするとコンパクトに保てます

    剪定した枝は挿し木に使えるので、土に挿したり水ざししてみましょう

  • 植え替え:根の様子をみて2年に1回を目安に一回り大きな鉢に植え替えます。根詰まりしていると水はけが悪くなったり、葉が黄色くなってきます。鉢底からたくさんの根が出ていたり、株に対して鉢が極端に小さいようなら植え替えを。

    大きくしたくない場合は、根を1/3程度切り、土を新しくするだけで鉢の大きさは変えないでおきます





よくあるトラブルと原因・対策

Q. 葉が黄色くなる

→ 水のやりすぎ・寒さ・暗さ・害虫、肥料不足、根詰まりの可能性があります。当てはまるものがないか確認し、環境を見直しましょう
上の画像の右のシェフレラは、葉が黄色くなり弱っています


Q.茎がしわしわ、黒くなってきた

→根腐れか水枯れにより根が水分を吸えていない。水をやり過ぎていないか、やらなさ過ぎていないか、適切な水やりをしましょう。黒くなってしまった部分は元に戻らないので切って構わないです



Q. 葉の先が茶色くなる
→ 乾燥しすぎている可能性。葉水や加湿器で湿度を補いましょう


Q. 茎が細く伸びる
→ 光不足のサイン。より明るい場所に移動を


Q.葉や床がベタベタしている

→カイガラムシやアブラムシの排泄物です。葉裏や新芽、枝や葉の付け根をよく観察し、みつけたら取り除きます

↑カイガラムシがびっしりついてる様子

↑カイガラムシの排泄物でベタベタしてる様子



品種いろいろ!選ぶ楽しさ

・アルボリコラ(ヤドリフカノキ):暗緑色の葉で、シェフレラの代表種。寒さに強く0℃でも耐える
↓↓アルボリコラの栽培(園芸)品種↓↓



・ホンコンカポック:葉に丸みがある

・トリネッティ:斑入りホンコンカポックともいう



・ハッピーイエロー:鮮やかな黄色の斑


・ホンコンコンパクタ(クイーン):ホンコンの小型種で、きゅっと小ぶりな葉が密につく


・シェフレラコンパクタ(キング、旧レウカンサ):シェフレラ(アルボリコラ)の小型種で、ホンコンコンパクタ(クイーン)より葉先が細い。花が咲きやすいので、葉を楽しみたい場合は早めに取り除かないと散った花の掃除が大変になる。耐陰性が強い。昔はレウカンサの学名だった

・ソフィア:斑入り

・レナータ:魚の尾びれのような切れ込み


・ジェニーネ(ジャネイ):レナータの斑入り

・マルコ:やや薄く丸っこい葉


・グランディ:縁が波打つ斑入り

・チェンマイ:葉先が尖っていて細め

・ゴールデン:黄斑が入る

↑↑ここまで↑↑
  • ・ルフィーナ:かなり細くシャープな葉



  • ・アンガスティフォリア:細めの葉。名前の由来になっている



  • ・トライアンギュラス(エマルギナタ):細長いハートのような形



  • ・ツピタンサス(プエクレリ):光沢のある大きめの葉



  • ・ツピタンサスの斑入り

  • ・ブラッサイヤ(バッサイヤ、アクティノフィラ):大きな葉が特徴で、旧属名のブラッサイヤの名で流通している



  • ・ノバ:ブラッサイヤの栽培品種で、葉に切れ込みが入る



  • ・アルファ:ブラッサイヤの栽培品種


  • ・スターシャイン:アルビドブラクテアタの栽培品種で、豆のさやのように葉脈部がポコポコとしている

  • ・デラヴァイー:葉裏に毛(星状毛)が密生し、若株は葉に切れ込みが入る。日本ではほぼ流通していない

  • ・エリプティカ(オドラータ、キノボリフカノキ):楕円から卵形の葉が特徴

  • ・クトフィラ(ヘプタフィラ、フカノキ):若葉は毛(星状毛)があるが、やがて無くなる。寒さに強く、日本の沖縄など南部に自生する

  • ・タイワニアーナ:

    ・ピットマンズプライド:丸みのある葉にレナータのような切れ込み

    SP:「SP」は「スペシャル」や「種名未確定(species)」などの略称。

  • 明確な分類がなく、入荷ごとに個体差があることもある。珍しい見た目の個体を探している方におすすめ

    ・ミクロフィラ:細目の葉



  • ・ムーンドロップ




初心者さんにもおすすめな理由

  • 水やりを忘れてもすぐには枯れない

  • 暗いところにもある程度耐える

  • 剪定すれば好きな形に整えられる

  • 丈夫で長生き、手がかからない




シェフレラの花

シェフレラはオレンジから白色の小さな花をたくさんつけます。



シェフレラは犬や猫と暮らす家庭でも安心?

シェフレラは葉・茎にシュウ酸カルシウム結晶を含み、口腔内の炎症やよだれ・嘔吐を引き起こす可能性あり。

 飾る際はペットの届かない場所に置く工夫をおすすめします。





まとめ 長く楽しめるグリーンパートナー

シェフレラは「丈夫」「育てやすい」「インテリア映え」三拍子そろった優秀植物。
植物初心者の方はもちろん、忙しくて手間をかけられない方にもぴったり。
長く付き合えるグリーンをお探しの方は、ぜひ一度育ててみてください。




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